シャープのステーションタイプ コードレススティック掃除機「RACTIVE Air STATION」には、EC-CR1とEC-XR3の2機種があります。
どちらも、スティックをステーションに戻すと、たまったごみがステーションの紙パックに自動で集まる掃除機です。
ただし、2機種は新旧の関係ではなく、同じシリーズで同じ時期に発表された、性格の違うモデルです。
この記事では、シャープ公式の仕様をもとに、2機種の違いと選び方を整理します。
結論
ステーションの薄さと軽さを重視するなら、EC-CR1が向いています。
運転音の静かさと、1回あたりの掃除時間を重視するなら、EC-XR3が向いています。
吸込口、バッテリー、ステーションの集じん容積は共通です。
スペック比較
| 項目 | EC-CR1 | EC-XR3 |
|---|---|---|
| 運転音(スティック使用時) | 64~約57dB | 55~約52dB |
| 運転音(自動ごみ収集時) | 約69dB | 約60dB |
| 標準質量(スティック) | 1.5kg | 1.6kg(ハンドルを含む) |
| 標準質量(ステーション) | 2.3kg | 3.9kg |
| ステーション寸法(幅×奥行×高さ) | 300×154×601mm | 200×289×435mm |
| 収納時寸法(幅×奥行×高さ) | 300×154×1,121mm | 221×289×1,015mm |
| 最長連続運転時間(標準モード・標準の吸込口) | 約26分 | 約35分 |
| 最長連続運転時間(強モード) | 約6分 | 約9分 |
| 充電時間 | 約2.5時間 | 約100分 |
| 集じん容積(スティック/ステーション) | 0.06L/0.37L | 0.05L/0.37L |
| ステーションのごみ捨て | 紙パックホルダー式 | パックinカップ構造 |
| バッテリー | 14.4V 2,500mAh | 14.4V 2,500mAh |
| 本体色 | グレー系、ホワイト系 | グレー系 |
数値はシャープ公式の仕様表によるものです。
主な違い
違い1:ステーションの大きさと重さ
EC-CR1のステーションは、奥行き154mmの薄型です。
シャープは、2025年度モデルのEC-WR2と比べて、奥行きを約47%、設置面積を約28%減らしたと説明しています。
なお、この割合は旧機種との比較で、EC-XR3と比べた数字ではありません。
EC-XR3のステーションは奥行き289mmで、EC-CR1より奥に張り出します。
一方で、幅は200mm、高さは435mmと、EC-CR1(幅300mm、高さ601mm)より小さくなっています。
ステーションの重さは、EC-CR1が2.3kg、EC-XR3が3.9kgです。
壁際や家具のすき間など、奥行きの限られた場所に置くなら、EC-CR1のほうが収まりやすいと言えます。
違い2:運転音
スティック使用時の運転音は、EC-CR1が64~約57dB、EC-XR3が55~約52dBです。
自動ごみ収集時も、EC-CR1が約69dB、EC-XR3が約60dBと、EC-XR3のほうが低くなっています。
EC-XR3は、スティックに風切り音低減構造やファンネルサイレンサー、ステーションに遮音防振構造などの低騒音化の構造を採用しています。
シャープはEC-XR3の強モード時55dBを、シリーズでいちばん小さい運転音と説明しています。
ただし、2025年度機種のEC-XR2も同じ55dBです。
違い3:運転時間と充電時間
標準モードで標準の吸込口を使ったときの最長連続運転時間は、EC-CR1が約26分、EC-XR3が約35分です。
付属のすき間ノズル等を使ったときは、EC-CR1が約40分、EC-XR3が約45分です。
強モードでは、EC-CR1が約6分、EC-XR3が約9分です。
充電時間は、EC-CR1が約2.5時間、EC-XR3が約100分で、こちらもEC-XR3のほうが短くなっています。
違い4:ステーションのごみ捨ての仕組みと色
EC-CR1は、紙パックホルダーに紙パックをセットする構造で、紙パックにさわらずにごみを捨てられます。
紙パックホルダーは水洗いできます。
EC-XR3は、パックinカップ構造で、ステーションのダストカップを水洗いできます。
色は、EC-CR1がグレー系とホワイト系の2色、EC-XR3がグレー系の1色です。
共通している点
バッテリーは、どちらも14.4V 2,500mAhのリチウムイオン電池で、内蔵式(ユーザー交換可)です。
ステーションの集じん容積は、どちらも0.37L(紙パック式)です。
スティックは紙パックレス式で、ステーションに戻すと自動でごみが収集されます。
吸込口は、どちらもパワーヘッド(自走パワーアシスト)の極吸ヘッドで、端までブラシPlus、からみにく~いブラシPlus、メガマウス構造、ペタッとヘッド、から拭きパワーブラシを備えています。
LEDライト(緑色)と、自動モードの床面検知も共通です。
スティックの標準質量は1.5kgと1.6kgで差は小さく、EC-XR3の数値はハンドルを含んだものです。
どちらを選ぶべきか
EC-CR1がおすすめな人
ステーションを壁際や狭い場所に置きたい場合に向いています。
ステーションの奥行きが154mmと薄く、重さも2.3kgと軽いためです。
ホワイト系の色を選びたい場合も、EC-CR1が候補になります。
EC-XR3がおすすめな人
運転音をできるだけ抑えたい場合に向いています。
スティック使用時も自動ごみ収集時も、EC-CR1より運転音が低いためです。
1回の掃除時間を長く取りたい場合や、充電時間を短くしたい場合も、EC-XR3が合っています。
まとめ
EC-CR1とEC-XR3は、同じシリーズで同じ時期に発表された、性格の違う2機種です。
EC-CR1は、薄くて軽いステーションと、2色から選べる点が特徴です。
EC-XR3は、静かさと、運転時間・充電時間の面で上回ります。
その代わり、EC-XR3のステーションは奥行き289mm、重さ3.9kgと、EC-CR1より大きく重くなります。
置き場所を優先するか、静かさと掃除時間を優先するかで選ぶのがおすすめです。
出典
- EC-CR1 仕様/寸法(シャープ):https://jp.sharp/souji/products/eccr1/spec/
- EC-XR3 仕様/寸法(シャープ):https://jp.sharp/souji/products/ecxr3/spec/
- EC-CR1 製品ページ(シャープ):https://jp.sharp/souji/products/eccr1/
- EC-XR3 製品ページ(シャープ):https://jp.sharp/souji/products/ecxr3/
- EC-CR1 薄型スリムなデザイン(シャープ):https://jp.sharp/souji/products/eccr1/feature/slimfit/
- EC-CR1 自動ごみ収集(シャープ):https://jp.sharp/souji/products/eccr1/feature/collect/
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